転職にグループ面接はあるのか?その対策は?

転職の面接の質問対策を記したサイト・書籍は数あれど、転職でのグループ面接についてはあまり情報がないのが実情ではないでしょうか。

実は、転職試験におけるグループ面接は、前述のSPIⅢのように最近導入され始めたものではなく随分前から一次選考といった最初の方の選考プロセスに入れている企業が結構ありました。ただ、30才以上という年齢だと一人一人のキャリアが全く違うため、十把一絡げな質問では評価しづらいところもあるので、転職者の場合はやはり個人面接が多くの割合を占めています。

とは言え、あるにはある。「集団で取り扱うなんて失礼だ、配慮に欠ける」とクレームの1つも入れたくなるでしょうが、突破しないと次に進めないので、ここは真摯に向き合いましょう。

さて、対策法ですが、皆さんは就活生と違い模擬グループ面接を受講するのは非常に困難です。ですから、実戦練習を積むよりも、当日の状況を想定して立ち振る舞いや回答をシミュレーションする、というのが現実的な対策法になります。

まず、グループ面接は複数の候補者を一度に面接するため、一人当たりにかける時間は短い。よって、端的に要領よく回答する必要があります。また、質問も奇をてらうものは稀有で、定番の質問(職歴の説明、志望理由、自己PR等)が出題される傾向が強い。ですから、定番の質問をより深く濃く練っておくべきです。

そして当日の振る舞いとしては、ライバル達に気後れしないこと。堂々とした姿勢で、いつもよりも声を大きくして臨んでください。

 

中谷充宏「今さら聞けない30代以上転職のルール – やり方以前の常識大全」からの抜粋